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「聖書六十六巻」


聖書六十六巻

 聖書と脳細胞の関係を知ろうと思えば、皆様の脳細胞を見ればいいのです。実は百四十億の脳細胞はそのまま聖書六十六巻に現われているのです。これを命の言葉と言うのです。

 とにかく、聖書の六十六巻は皆様の脳細胞の内容を説明しているのです。日本人は聖書の読み方を全然知らないのです。だから、脳細胞の調べ方が分からないのです。困った民族です。島国根性で自分の国が一番良いと考えているのです。

 日本の天皇制はすばらしいものです。天皇制のすばらしさを、日本的な感覚でしか見ることができないのです。日本精神でなければ天皇制が分からないと考えている。ここが日本人の愚かさです。

 全世界の人間と天皇制とがどういう関係にあるかということです。これが分からなかったらだめです。それは日本人が聖書を見ることを嫌っているからです。だから本当のことが分からないのです。

 まず五蘊皆空を悟ることです。皆様の生活概念はすべて五蘊です。皆様が生きているのは五蘊が生きているのです。これを生きているというのです。

 大人はコンピューター的に考えるのです。だから、頭の中で利害得失を考えるのです。人と話したり、文章を書いたり、車を運転したり、パソコンを使用するのです。皆頭の中のコンピューターが働いているのです。

 だから人間が生きているのではない。脳細胞が生きているのです。赤ちゃんは脳細胞がまだ十分に活動していないのです。だから椅子に座る時に、見当をつけて座ることができないのです。見当をつけずに座っている。そこでひっくり返ることがあるのです。

 皆様は赤ちゃんの程度のことしかできないのです。大人でありながら、自分の魂に対しては赤ちゃんです。

 神をどうして掴まえることができるのか。どうしたら本当の善悪が分かるのか。命を知るためにはどうしたらいいのか。これは脳の中のコンピューターによるのです。

 まず必要なことは、皆様の脳細胞がもっともっと働くようにすることです。あれも分からない、これも分からないと言いますが、要するに脳細胞が働いていない証拠です。

 皆様の脳の働きが非常に幼稚です。幼稚というのは良い意味と悪い意味と両方あるのです。幼稚というのは素朴という意味があります。これは大変結構ですが、「一人自慢の誉めてなし」という幼稚さがあるのです。自分はものを知っていると考えているが、実は幼稚です。宗教を信じる人は、皆幼稚になっているのです。

 学問を信じたり、宗教を信じたり、何かの道楽に凝ったりしている人は皆幼稚です。

 まず自分自身を空じるという気持ちを持つことです。自分の気持ちをいつでも捨てるのです。自分の考えをいつでも捨てることができるような柔軟な考えを持つのです。そうしたら、赤ちゃんのような皆様がどんどん発育していくのです。

 今皆様の精神状態は、椅子があってもどのように腰をかけたらよいか分からない状態です。命をどのように受け取ればいいのか。神をどのように理解したらいいのか。自分は何のために生きているのか。これから先どうなるのか。これが一つも分かっていないのです。これは皆様の知能が常識的にだけ働いているという状態です。

 この状態を悟って頂いて、頭の中のコンピューターを働かせるように勉強して頂きたいのです。

 実は人間の脳細胞はコンピューター以上のものです。人間の脳細胞の働きからコンピューターが出てきたのですが、それは脳細胞の働きの一面を利用して造ったのです。

 コンピューターから脳細胞が生み出されることは絶対にないのです。

 人間がホモ・サピエンスとして生きているということと、霊魂との関係がどうなるのかということです。このことを皆様に本当にご理解頂くためには、地球という惑星がどうしてできたのか。誰が地球を造ったのか。何の目的で地球ができたのかということを知らなければならないのです。

 人間という生物は地球の付属物であって、地球がなければ人間はいるはずがないのです。そうすると、地球が造られた原理を知る必要があるのです。

 現在人間は肉体的に生きています。肉体的に生きているという在り方を通過しなければ、魂で生きるということの本当の意味を掴まえることができないのです。そこでまず人間は動物的な境涯を送らされているのです。これが人間のカルマです。

 宇宙構造がまず生物を造ったのです。神は生物の中から代表するようなすばらしい英歳が生まれることを期待しているのです。これをキリスト計画というのです。

 キリスト計画は地球を完成させる計画であって、全知全能の神が地球を構築して地球を完成する。その道程に従って、人間が自らの霊魂を完成するのです。このことによって、人間が神のヘルパーとして宇宙を指導する能力を持つことができるようになるのです。

 物理的に存在する地球は、ある一定の期間の存在です。生理的に存在する人間は、ごくわずかの間しか生存できないのです。

 宇宙は永久無限です。永久無限の宇宙に、どうして時間空間の世界が現われたのかということです。これが大問題です。現在の学問ではこれが全然分からないのです。

 今の学問で考えますと、地球存在の目的が全然説明ができないのです。肉体的に生きている人間が、何のために生きているのかという説明ができないのです。

 現在の学問が存在しているのには理由があるのです。科学的に進歩しているという事がらと、人間完成の事がらとは、次元は違っていますが方向は一つです。

 科学というものの本質は何であるのか。これを学ぶ気持ちになって頂ければいいのです。人間は肉体で生きていると思っていますが、実は肉体で生きているのではなくて、脳細胞の働きで生きているのです。内臓の働きも、人間の心理機能の働きも全部脳細胞の働きです。

(内容は梶原和義先生の著書からの引用)


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