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未完成地球に未完成の人間が住んでいる


              「未完成地球に未完成の人間が住んでいる」

イエスは、死を破って復活しました。日曜日は、イエスが復活した記念日なのです。ところが、日曜日になぜ授業や仕事を休むのか、これを説明できる先生が一人もいません。言論界でも、マスコミ界でも、いないのです。  西暦は世界史の流れですが、なぜそれを使用する必然性があったのか、なぜ日本でもそれを採用しなければならなくなったのかという、根本的な説明ができなければなりません。それができれば、人間が死んだらどうなるかということも、自然に分かってきます。  イエスが死を破ったことによって、死の問題が、歴史的に取り上げられるようになった。イエスが死を破ったことを勉強すると、何のために地球ができたということまで、説明ができるようになります。  文明は何のためにあるのか。人間文明が始まってからもう六千年にもなりますが、いまだに、人間が何のために生まれてきたのかという説明ができないのです。  人間は無条件で文明を信頼していますが、今の学問は、みな不完全です。もっとはっきりいえば、間違っているのです。  例えば、法律学は法律に関する専門学です。医学は病気に関する専門学です。歴史学、経済学、政治学と、専門学は色々ありますが、専門学は、部分学なのです。専門的といえば上等に聞こえますが、あくまで部分的ということです。  現在、学校で教えている学問は、すべてこの部分的な学問です。靴屋の専門店が靴しか売っていないのと同じように、専門的な学問は、それを学べば、部分的な知識にはなりますが、他のことは分からなくなる。こういう大欠点があるのです。  今の学問では、政治学と科学を統合するものがないのです。政治は科学の暴走をとめられませんし、科学は政治を信用できないのです。政治学が正しいか、科学が正しいか、結論が出ないのです。そこで核兵器ができるわけです。確かに、科学を勉強すれば、原子爆弾ができます。しかし、それを持つのがいいことなのか、悪いことなのかということが、今の文明では判断ができないのです。  その結果、アメリカは八千発、ロシアは七千発と、両国合わせて一万五千発という、膨大な量の核兵器を持ってしまったのです。地球を何十回も破壊できる、恐ろしい兵器を持っているわけです。しかも核兵器を持つ国が、どんどんふえている。だれも抑えられないのです。専門学の欠陥が、こういう文明を生み出したのです。  ノーベル賞という褒美がありますが、ノーベルは、ダイナマイトを発明したユダヤ人でした。白人文明はユダヤ文明だというのは、こういうことなのです。日本の学者は、ユダヤ人に褒美をもらって喜んでいるというわけです。  死んだらどうなるかということを知ろうと思えば、全体学でなければだめです。専門学ではだめのです。政治も経済も、科学も哲学も、法律も医学も、全部ひっくるめて、大きな立場から考えなければ、人間の死後の問題は分からないのです。  では、どうすればいいのか。イエスが死を破ったことを勉強すればいいのです。イエスが死を破ったことは、歴史的事実です。イエスが死を破ったことにより、歴史が新しくなった。これがキリスト紀元です。  キリスト紀元になってから、既に2000以上もたっているのです。それなのに、まだ人間が死ぬと考えられているからおかしな話なのです。  人間が死ぬべきものではないことを、イエスが証明したのです。ところが、いまだにイエスが死を破ったことがどういうことなのかということを、宗教以外の方法で、堂々と勉強している人が一人もいないのです。  いったい文明は何のためにあるのでしょうか。原子爆弾を造るような文明が、いいものなのでしょうか。校内暴力、家庭内暴力が、頻繁に起っているのです。今のような教育でいいのでしょうか。教育が悪いのは、政治が悪いのです。政治が悪いのは、文明が悪いのです。だから、文明が間違っていると言わざるを得ないのです。  今、日本から、文明をやり替えるような、根本的に問題を考え直すような、素晴らしい世界観が発表されなければならないのです。正しい人間の見方、神の見方、命の見方、死後に対する見方が、未知の世界観として発表されなければならないのです。  聖書の本当の読み方、イエスが復活したとはどういうことなのか、死を破ったとはどういうことなのかを、分かりやすい形で、全世界に向けて発表しなければならないのです。  死んだらどうなるかを簡単に言いますと、これは夜、睡眠をするようなものなのです。肉体的に死ぬことは、そんなに恐ろしくはありません。  夜眠っても、翌朝起きることが分かっていれば、安心して眠れます。それと同じで、永眠とはいっても、しばらくは眠っていますが、やがて日を覚ます時が来ます。その時の方が恐いのです。  永眠して目を覚ますとどうなるのかといいますと、世界が完成しているのです。その時、本当の命、本当の神を知らないで眠っていたのなら、目の前に神がいるのでびっくりするでしょう。そこでしまったと後悔して、地獄へ行くことになる。これを第二の死というのです。  現在の地球や人間社会は何のためにあるのかといいますと、完成するためにあるのです。人間もそうです。  仏教では、成仏、成道といいますが、成仏とはどうなることかというのは、はっきり言わないのです。キリスト教でも完成された神の国について説明ができないのです。キリスト教は、欧米のものですが、不完全な宗教といえます。彼らは、聖書に書かれていないことを勝手にしゃべっているのです。  何回も言いますが、現在の地球は、未完成の物体です。今の地球は、いつ地震があるか分からない。あちらこちらに砂漠があり、伝染病が発生します。戦争がある。泥棒がいる。こういう地球が、完全な地球だといえるでしょうか。地球は不完全で、未完成なものなのです。未完成の地球に、未完成な人間が住んでいるのです。  肉体を主体にした人間は、未完成の人間なのです。だから、今の人生を本物だと思うことの方が、どうかしているのです。このことを、般若心経は五蘊皆空、色即是空といっているのです。般若心経を真面目に読んでみれば、すぐに分かるのです。  地球は、完成するためにあるのです。人間も完成するために生きているのです。死んで眠っている人は、地球が完成するまで眠っています。何百年も眠っているのですが、やがて地球が完成した時に日を覚ますのです。  その時、今の地球と全然違った世界が現われるのです。イエスは、これが分かったのです。分かったから、死を破ったのです。  もし、イエスの復活を学の対象として取り上げれば、ユダヤ人問題は完全にしぼんでしまうのです。原水爆の問題も、解決するのです。  ユダヤ人が一番いやがっているのは、イエスの復活です。これを学が取り上げると、人間の考え方が、がらりと変わってしまうのです。  そうなると、地球が完成します。戦争がない世界が現われるのです。これは一人、二人が救われるかどうかの問題ではないのです。世界全体が救われるか、滅びるかの問題なのです。

(内容は梶原和義先生の著書からの引用)


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