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神の国に入るとは


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 人間はただの息にすぎないというのが神の国です。人間存在は端的に言えば息にすぎないという見方を神の国と言うのです。これに納得することを神の国に入ると言うのです。

 例えば花が咲いています。地球ができる前の前準備がエネルギーとして地球に潜在しているのです。このエネルギーが吹き出して花となっているのです。皆様は地球ができる前のコンディションを、花が咲くという状態で見ているのです。これが神の国です。

 一番分かりやすいのは富士山の景色です。地球ができる前のすばらしさ、地球の本質的な美しさが景色になって現われている。景色は地球ができる前の霊です。これが神の国です。花の美しさ、富士山のすばらしさ、女性の美しさが神の国です。女性のボディーを神の国として見ることができると、女性の値打ちが分かってくるのです。そうすると女性の本質を認識することができるのです。

 水と霊とによって新しく生まれて神の国に入るのです。そうすると、普通の人間と違った生き方ができるのです。イエスはそういう世界に生きていたのです。イエス・キリストを信じるというのは、そのような生活を実行することです。それが実行できない人はイエス・キリストを信じていないのです。

 イエス・キリストを信じるというのは空念仏ではありません。自分の部屋に入り戸を閉じて、隠れた所にいるあなたの父に祈れば、自分を生かしている神にお目にかかれるのです(マタイによる福音書6・6)。そうすればイエス・キリストの心理状態がよく分かるのです。

 イエス・キリストの心理状態は秘密ではありません。彼は人間の命の実体をそのまま生きていたのです。この世の中には神の国がたくさんあるのです。魚や野菜、果物の味、香り、大自然の色、形はすべて神の国です。それを毎日見ていながら神の国として見ていないだけです。神は皆様と一緒にいるのですから、皆様方が本当に神を信じたいと思われるなら、皆様と一緒にいる神に目をとめるのです。

 例えば一個のコップが存在することが神の国です。内村鑑三氏はこれが分からなかったのです。キリスト教は神をばかにしています。本当にイエス・キリストを信じるというのは、神の国に入ることです。水と霊とによって、神の国に入ることを実行するのです。そうすれば死はなくなるのです。

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(内容は梶原和義先生の著書からの引用)


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